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『遊☆戯☆王SEVENS』10話を振り返る【ホラー回ではない】

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※以前自分のブログに書いた記事を移したものです。

10話

ロード研究所で遺跡にあった紋章について話し合っていた遊我達でしたが、ロミンはすぐに帰ろうとします。

不思議がる学人でしたが所属するバンド、ロアロミンのライブが近いことをカイゾーが説明し、ロミンはテンションが低いままライブのチケットを3人に渡しました。

乗り気ではなかった遊我ですが、何か企んだようで顔つきが変わり行くことにします。

その後帰宅したロミンは浮かない顔のまま従妹のロアにチケットを渡したか確認され、返事をする前に壁ドン。こちらも何やら企んでいるようです。

ライブ当日、控室に現れた遊我は前話で出てきたギターを改造したデュエルギターをロミンにプレゼントし、学人も花束を渡します。

それを見たルークは自分も何か用意しようと控室を出ますが迷いました。すると前髪で顔が隠れた男が現れ会場の怪談話を披露し、ルークを脅かしてから姿を消しライブが始ろうとします。

会場ではミミがファンとしてライブを楽しみにしていましたが、遊我の姿を見かけてしれっと遊我の側に割り込みました。

ステージにロアが姿を現しますが、ロアはライブの前に遊我にラッシュデュエルを申し込み、自分が買ったらラッシュデュエルの所有権を自分が手にし、名前をロアラッシュデュエルに変えることを宣言します。

遊我にメリットはありませんが、名前には興味がなくラッシュデュエルの宣伝になるからとステージに上がりました。

ラッシュデュエルはバンドメンバーと遊我、ルーク、学人のチーム戦に決まり、ミミはラッシュデュエルそっちのけでロアロミンが今より人気になりチケットをとりにくくなる可能性を心配します。

ステージではルークが先鋒を宣言し、ロア側からはベースの御前乃ウシロウが出てラッシュデュエルが始まりました。

ラッシュデュエル中にウシロウはステージに置いたロウソクに火をつけ、モンスターの召喚前に怪談話を披露し自分の名前を定期的に叫びます。

それはロミンの情報を元に作られた作戦で、怪談話でルークの戦意を喪失させる目的がありました。

それはある程度まで成功していましたがウシロウが名前を叫んでいたことを、後ろに何かいると勘違いしていただけだとルークが気づいてからは形勢が逆転します。

ウシロウは自分が影が薄いことを気にし、自己主張のために名前を叫んでいたことが分かったルークは怪談におびえることなくラッシュデュエルに勝利しました。

ウシロウは落ち込みますがルークに自分の名前をおぼえられたことを知り笑顔になります。

ロア

本格的に登場のロアですが、腹黒で俺様なキャラクターとして描写されています。

一人称も俺様で従妹のロミンに壁ドンし、ロミンの秘密を知っていてばらさないと念を押し、何でも信じるルークの情報をロミンから得てウシロウを対戦相手に選び、ロミンに怪談話を吹き込んで刷り込ませると根回しもしていました。

ロアがなぜラッシュデュエルに目を付けたかは明らかになっていませんが、ロミンへの壁ドンやファンへのアピールなどで濃いキャラクターとして描かれています。

ルークの言動

今話ではリアクション役だったルークですが、自分だけプレゼントを用意していなかったことを気にし、ウシロウの怪談話を聞くとロミンを心配するなどリアクションをとるだけのキャラクターではありません。

ウシロウとの対戦後も名前をおぼえたことをウシロウに伝えています。

6話では勝手にラーメンを食べていましたが、やりたい放題するだけのキャラクターではないようですね。

遊我の思惑

9話で出てきたギターを改造してプレゼントした遊我は、チケットをもらった時に何か企んだ顔をしていました。

それが何を意味していたのかは10話終了時でははっきりしません。単純にロミンに贈り物をするいい機会だと捉えたのかもしれませんし、ラッシュデュエルを広めるアイデアを思い付いたのかもしれません。

遊我がライブに行ったのがギターをプレゼントする口実だけなら、3人に隠して盗撮てロアに情報を流していたロミンにとって、その行為は受けるだけで辛いものです。

10話のロミンは落ち込み気味なので、その辺りの描写も今後あるかもしれません。

ミミの再登場やギターの再利用と、過去回のキャラクターや小道具を最新話に持ってくる作風なので、以前に出たキャラクターも関わってくる可能性もあります。

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